偽の薬にも育毛の効果がある?!フィナステリドの臨床試験について


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1. フィナステリドの臨床試験の方法

 

一般的に育毛剤の臨床試験は、フォトトリコグラムという方法で
行なわれるそうです。

 

フォトトリコグラムとは、頭頂部の髪の毛を1cm四方に切り、その
部分に生えてくる髪の毛の本数で薬の効果を確認する方法だそう
です。

 

 

アメリカにおいて、フォトトリコグラムによる二重盲検比較試験
によってフィナステリドの臨床試験が行われたそうです。

 

その際、1cm四方に切り取った部分に点状の刺青を入れて髪を切り
取った部分がわかるようにしたそうです。

 

 

日本では、頭に刺青を入れることに抵抗を感じる人が多いため、
写真による二重盲検比較試験が行われたそうです。
(注1)

 

2. 偽の薬で髪の毛が生えてくる?!、プラシーボ効果とは

 

フィナステリドの臨床試験において、育毛効果のない偽の薬が
使われるそうです。

 

効力のない薬を「絶対効くはず」と思い込んで服用すると、本来
効力がないはずなのに、実際に効いてしまうことがあるそうです。

こういった現象のことを「プラシーボ効果」といい、この偽の薬の
ことをプラシーボというそうです。
(注2)

 

3. 二重盲検比較試験におけるグループ分け

 

二重盲検比較試験では、被験者を2つのグループに分けるそうです。

 

1つのグループには試験の対象となる薬、もう一方のグループには
プラシーボを与えるそうです。

 

 

フィナステリドの試験において、AGAの治験協力者をランダムに
3つのグループに分け、1つ目のグループにフィナステリド1mg錠、
2つ目のグループにフィナステリド0.2mg錠、3つ目のグループに
育毛効果のないプラシーボを飲んでもらうそうです。

 

臨床試験を実施する際、被験者が与えられたものが明らかになると、
効力が変化する恐れがあるので、それを明らかにしない試験方法が
盲検試験だそうです。

 

さらに言うなら、被験者にも与える側にも、服用する薬が本物の薬
かまたはプラシーボであるかを知らせずに行う試験を二重盲検比較
試験と呼ぶそうです。

 

薬を渡す側が、自分が渡す薬の効果をあらかじめ知っていると、
被験者への態度で分かってしまう恐れがあるそうです。

そういった可能性を排除して行なう試験が二重盲検比較試験だそう
です。
(注3)

 

現在では、一般の皮膚科等で処方されAGA治療薬として実用化
されているフィナステリドですが、厚生労働省に認可されるまでに
はこういったプロセスを経ているんですね。

 

成分含有量が異なるフィナステリドとプラシーボを使って臨床試験
が実施されていて綿密に研究されていることがうかがえますね。

 

本来効果がないはずの薬で薄毛が回復するというのは、興味深い
ですね。病は気からということわざもまんざらではないという
ことでしょうか。

 

 

私の場合、ワカメを食べてもプラシーボ効果は得られませんでした
が、薬でないとプラシーボ効果は得られないのでしょうか。

 

ワカメが育毛にいいという話がありますが、こういう噂に関しては
専門医がウソかホントか解説している本がありますので、今後
当ブログでもこういったことについても触れていきたいと思います。

 

 

今回は、フィナステリドの臨床試験に関してお話しさせていただき
ました。

 

こういった臨床試験からデータが得られ、どのような効果があるのか
具体的に明らかになっていくのですが、次回その話をしたいと
思います。

 

 

参考文献:板見智著 『専門医が語る毛髪科学最前線』 2009年 集英社出版

 

注1:参考文献 P52~53

注2:参考文献 P53

注3:参考文献 P53~54

 


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管理人プロフィール
after2months
低コスト育毛マスター:本庄雅人 26歳のころ、仕事のストレスで
薄毛になり白髪が大量に増えた。
29歳でAGA診断、高額な治療費に頭を悩まされた。その後、コストを1/5以下に下げて1年も経たないうちに
AGAを克服。現在では、薬を一切使うことなく髪を維持できている。 ⇒詳しいプロフィールはこちら
 
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