DHTがAGAの原因。そして遺伝にも関連性が・・・


DHT

(注1)

 

前回、AGAを発症すると、ヘアサイクルに異常をきたし、成長期が
短縮され、硬毛になるはずの髪の毛が、軟毛化してしまうという
お話をしました。

 

なぜ、このようなヘアサイクルの乱れが生じるのでしょうか。
今回は、その原因についてお話ししたいと思います。

 

1. ジヒドロテストステロン(DHT)がAGAの原因

 

AGAの主な原因はジヒドロテストステロン(DHT)という物質です。

 

男性ホルモンの一種であるテストステロンが5αリダクターゼと
いう還元酵素によってDHTに変換されるのです。

 

テストステロンから5αリダクターゼの作用によって
DHTが作られると、毛乳頭が委縮し、毛母細胞の活動が抑制されます。

 

 

そのため、前回お話ししたように、ヘアサイクルが乱れることに
より硬毛の軟毛化が生じ、髪の毛が太くなる前に抜けてしまい、
細くて短い毛が多くなり薄毛が目立つようになります。

これがAGAの主な原因なのです。

(注2)

 

2. 5αリダクターゼには2種類ある

 

酵素5αリダクターゼには、Ⅰ型とⅡ型の2種類があります。

 

Ⅰ型は、全身の皮脂腺に広く分布し、Ⅱ型は前頭部、頭頂部の
毛乳頭細胞、毛母細胞と前立腺にだけ存在することがわかっている
そうです。

 

5αリダクターゼⅡ型の働きが強まると、前頭部や頭頂部の毛乳頭
や毛母細胞に影響を及ぼすDHTが増えてAGAが進行するというわけ
です。

(注3)

 

3. AGA発症のメカニズムを解明した解剖学者

 

およそ70年前に、アメリカの解剖学者J・B・ハミルトンがAGAの
発症に、男性ホルモンと遺伝が関与していることを生物学的に
実証したそうです。

 

ハミルトンは、思春期前後に去勢された人にテストステロンを
投与し、発毛パターンを観察したそうです。

 

思春期以前に去勢された人は、その後の発毛パターンが一定する
そうです。

 

しかし、家系にAGA発症者がいる人にテストステロンを投与すると、
脱毛が始まったそうです。

 

 

また、去勢された時点ですでに脱毛が始まっていた人は、去勢
されたことで脱毛の進行が止まりますが。テストステロンを
投与すると再び脱毛が始まることがわかったそうです。

(注4)

 

ハゲは遺伝するという話はよく聞きますが、ただの噂ではなく、
ハミルトンの実験結果からもわかるようにこれには科学的根拠が
あることがお分かりいただけたかと思います。

 

4. ハゲの遺伝は父親から?それとも母親から?

 

もう少しハゲと遺伝についてお話ししたいと思います。

 

先ほど見てきたように、ハゲと遺伝に相関関係があることは、
ハミルトンの実験結果から推測することができます。

 

さらに言うと、5αリダクターゼの体内での分布は、両親からの
遺伝子の影響を受けているそうです。

 

また、男性ホルモンに対する感受性は母親からの遺伝に関係して
いるそうです。

 

薄毛のパターンに関しては、父親の影響を受けるそうです。

例えば、父親がM字型の薄毛だった場合、本人もM字型になることが
あり、父親の頭頂部が薄い場合は、本人も頭頂部が薄くなるという
ことがあるそうです。

(注5)

 

これについては、私にも心当たりがあります。私の父親は頭頂部が
ハゲるタイプでした。

 

頭頂部ハゲの遺伝子を引き継いでいる私も、AGAを発症した時、
頭頂部が薄くなりました。

 

M字ハゲにはならなかったので、確かにこの説は信ぴょう性が
ありそうであるというのが私の印象です。

 

 

ただ、父親は40~50代くらいでハゲたのに、私はストレス過多で
20代でハゲてしまったので、相当なショックでした。

 

しかし、そんな私でも、AGAを克服できました。

 

家系的に薄毛の方は、すでにご自身が薄くなっている場合薄毛の
身内と同じようにもう髪は戻らないんじゃないかと不安に思う
かもしれません。

 

しかし、適切に対処すればAGAを克服することができます。現に
私は克服しました。

 

間違った育毛法を刷り込まれ抜け毛が悪化したこともあります。
しかし、希望を持っていればAGAは克服できます。

 

 

是非、希望をもって頑張っていきましょう!

 

参考文献1:小林一広他著 『薄毛・抜け毛を治す』 2006年 講談社出版

参考文献2:板見智著 『専門医が語る毛髪科学最前線』 2009年 集英社出版

 

注1:参考文献1 P50より図解引用

注2:参考文献1 P47~49

注3:参考文献1 P49~51

注3:参考文献2 P34

注5:参考文献1 P61~62

 


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管理人プロフィール
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低コスト育毛マスター:本庄雅人 26歳のころ、仕事のストレスで
薄毛になり白髪が大量に増えた。
29歳でAGA診断、高額な治療費に頭を悩まされた。その後、コストを1/5以下に下げて1年も経たないうちに
AGAを克服。現在では、薬を一切使うことなく髪を維持できている。 ⇒詳しいプロフィールはこちら
 
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