ハゲの分類と診断基準?ハミルトン・ノーウッド分類とは


rinkaiten

(注1)

 

AGAを発症すると、前頭部が薄くなっていわゆるM字ハゲになったり、
頭のてっぺんが薄くなったり、または前頭部と頭頂部の両方がハゲ
たりしますね。

 

こういったハゲのタイプを分類して診断基準を確立した人たちが
いたのですが、今回はその話をしたいと思います。

 

1. 臨界点によるAGAの診断基準

 

半世紀以上前、AGAの発症に男性ホルモンと遺伝が関わっている
ことを実証したJ・B・ハミルトンは前頭部と頭頂部における脱毛の
進行度をⅠ~Ⅶの7段階に分類し、診断の基準としました。

 

 

AGAの診断基準については、上図にあるように、額の生え際から
頭頂線までの距離で判断するそうです。

 

ハミルトンは、額の生え際の先が頭頂線の前方3cmを越えて後退を
示す場合をAGAの定義としました。

 

後に、植毛外科医のOT・ノーウッドがこれを2cmに改定したそうです。

 

 

額の生え際の先から頭頂線までの2cmをAGAの臨界点にして、欧米
では、現在でも「ハミルトン・ノーウッド分類」を多少修正したものが

AGAの診断に多く用いられているそうです。

(注2)

 

2. 欧米人と日本人を含むアジア人とではハゲ方が違う?

hamilton

ハミルトン・ノーウッド分類(注3)

 

ハミルトン・ノーウッド分類は、日本でも導入されたものの、
日本人のAGAは、この分類とは少し異なるようです。

 

欧米人の男性は、前頭部が薄くなる人が多いのに対し、日本人の
場合は、前頭部の髪は比較的保持されるのに頭頂部が薄くなる人が
多いらしいです。

(注4)

 

確かに、私の父親もM字ではなく頭頂部がハゲましたし、私自信も
ストレスでAGAを発症した時、前頭部はハゲずに頭頂部が薄く
なりました。

 

日本人の中にも、M字型ハゲまたはM字型ハゲで頭頂部も薄い人は
いることはいると思いますが、AGA発症者全体でもそれほど多く
ないような気がします(あくまでイメージですが)

 

旅行番組などで欧米の国々の男性の頭部を見ると、確かにM字型の
人が多い気がします。

 

 

それに加え、AGAの発症率そのものも、欧米人とアジア人では違う
そうです。

 

欧米では、約50%の男性がAGAを発症し、とりわけアングロサクソン
系の人々の発症率が高いらしいです。

 

一方、日本人のAGA発症率は約30%で中国人・韓国人の発症率は
約20%で日本人よりやや低いそうです。

 

いずれにせよ、薄毛には人種的な差異がありそうです。

(注5)

 

3. 日本人のハゲの分類?高島分類とは

takashima

(注6)

 

皮膚科医の高島巌医師により、ハミルトン・ノーウッド分類を
日本人の脱毛パターンに則して修正した「高島分類」ができ
あがったそうです。(上図参照)

 

この分類では、前頭部がそこまで薄くなっていないのに、頭頂部が
薄くなっているⅡ-vertexが追加されています。

ちなみに、vertexとは頭頂部という意味だそうです。

 

現在、日本の皮膚科医がAGA診断するときは、この高島分類を
用いるのが一般的だそうです。

(注7)

 

 

私も含め、日本人の脱毛パターンには、前頭部よりも頭頂部のみ
薄くなるパターンが多いということは今まで見てきたとおりです。

 

このことを踏まえると、高島分類は、日本人のAGA診断をする基準と
して理にかなっていると言えるのではないでしょうか。

 

しかしながら、脱毛パターンには個人差があり、必ずしもすべての
脱毛パターンが上記のような分類法に当てはまるとは限らないと
思います。

 

上記の脱毛パターンに当てはまらなくても、最近抜け毛が気に
なっているとか昔に比べて薄くなった気がすると言った場合は、
気を付けてください。

 

私の場合は、医者の言葉を真に受けてハゲが悪化しましたが、
自分で警戒していれば、治療が遅れるリスクを減らすことができ
ますので。

 

 

参考文献:板見智著 『専門医が語る毛髪科学最前線』 2009年 集英社出版

 

注1:参考文献 P45より図解引用

注2:参考文献 P45~46

注3:参考文献 P47より図解引用

注4:参考文献 P46

注5:参考文献 P46

注6:参考文献 P49より図解引用

注7:参考文献 P48

 


カテゴリ:AGAの症状  [コメント:0]

コメントフォーム

名前

メールアドレス

URL

コメント

トラックバックURL: 
管理人プロフィール
after2months
低コスト育毛マスター:本庄雅人 26歳のころ、仕事のストレスで
薄毛になり白髪が大量に増えた。
29歳でAGA診断、高額な治療費に頭を悩まされた。その後、コストを1/5以下に下げて1年も経たないうちに
AGAを克服。現在では、薬を一切使うことなく髪を維持できている。 ⇒詳しいプロフィールはこちら
 
まずはこちらの記事から
サイトマップ(カテゴリー)
AGA克服までの軌跡
















ページの先頭へ